仁徳天皇陵(大仙陵古墳)を教科書で初めて見たときの驚き。
「世界最大なの?!」
目を輝かせて、先生に質問したあの頃。
そんな思い出がある人におすすめなのが「古墳」の趣味です。
昔勉強した古墳について、ここで今一度思い出してみましょう。
古墳とは?
日本独特の形状(これも議論があるところで突き詰めるのも趣味になります)の前方後円墳が代表的なものとして知られる「古墳」。
3世紀半ばから7世紀にかけて建造された有力者の墓で、日本全国には約16万基あるといわれています。
兵庫県が一番多く、次に千葉県と全国に分布しています。
形状も上で述べた前方後円墳以外にも、円墳や方墳の簡単なものからホタテの形をしたものまで色々とあります。
大きさも大規模なものから隠されたように築かれた小さなものまで様々です。
趣味としての古墳
全国に分布しバラエティーにとんだ古墳は、趣味の対象として最適なものでしょう。
このような古墳を趣味としてどのように楽しんでいくかを色々提案したいと思います。
卑弥呼はどこに眠る?
これはもはや歴史好きには定番でしょう。
言わずと知れた邪馬台国の女王、卑弥呼の墓はどこにあるか?
多くの人が謎に挑み、いまだ定説がない卑弥呼の墓の場所です。
定年後に時間ができた今こそ、この謎に取り組むのはとても良い趣味になると思います。
文献調査や現地調査などから想像力を膨らます、まさに歴史の趣味の王様といえるでしょう。
一人でじっくりとこの謎に取り組むのもよいのですが、自身が考えた説を発表したり、同好の士と議論をしたりするのもまた楽しいと思います。
全国にはこの邪馬台国好きが集まっているサークルがあります。
ご自身の地元にもあるかどうか、近くの図書館などで情報を集め入会するのもいいでしょう。
例えば次のようなものがあります。
邪馬台国の会
http://yamatai.cside.com/
真説魏志倭人伝研究会
http://himikonomiyako.cocolog-nifty.com/
全国邪馬台国連絡協議会
http://www.zenyamaren.org/
参考図書
古墳を探そう
考古学ファンなら誰もが夢見るのは、埋葬品がそのままの荒らされていない古墳を発見することです。
しかしながら、年に何件か報告はあるようですが、未盗掘の古墳を発見するのは難しいでしょう。
一方、盗掘はされてはいるが、現代において忘れ去られている古墳は全国に多数存在します。
たとえば、有名なキトラ古墳も地元の歴史愛好家が、発見したものです。
これも盗掘されてはいましたが、大変貴重な壁画が見つかりました。
発見した方は、趣味として地元の遺跡などを調べ上げ、まだ見ぬ古墳を探しこのような大発見に結びつけたのです。
このように考古学の専門家ではなくても、文字通り歴史を塗り替える発見をできるのです。
定年後の今は一日中自由に時間を使えるのですから、古墳を探し出すなんて趣味もいいと思います。
地元の歴史資料館などを訪れ、資料を読み込み忘れ去られた古墳がないかを調べたりしましょう。
また考古学の同好会は数多く存在しますので、地元にあれば、入会してみるのもいいでしょう。
参考図書
天皇陵を訪れる
天皇陵とは宮内庁が管理している、天皇の墓とされているものです。
考古学的には疑問がある点も多いのですが、宮内庁によれば初代の神武天皇から昭和天皇まで歴代124代の天皇陵があります。
宮内庁のサイトには、天皇陵が五十音や歴代順などでわかりやすくまとまっています。
そちらを参考にすべての天皇陵を巡ってみるのはどうでしょうか。
地図も記載されていて便利です。
また、訪れた証として「御陵印」があります。
これは御朱印のようなもので、それぞれの天皇陵を管理している事務所に行けばもらえます。
神武天皇のものなんて、すごそうですね。
この「御陵印」を集めるのも良い趣味になりそうです。
詳しくは宮内庁のサイトでご確認ください。
【宮内庁のサイト】
天皇陵
参考図書
古墳の楽しみ方は人それぞれ
いくつか古墳の趣味を提案しましたが、これ以外にも色々あると思います。
なにせ全国に約16万基もあるのですから。
私自身は、古墳の形状が初期からどのように変移していったのかに興味があり、自分なりに調べてみたいと思っております。
皆さんも古代ロマンにあふれる古墳を楽しんで、「良い趣味」にしてみませんか。

